マカは、南米ペルーのアンデス山脈に自生するアブラナ科の植物です。
標高3,500〜4,000メートルという高地に位置するアンデス地方は、平均気温わずか4〜7℃。
強烈な太陽光が照りつける一方で、夜には氷点下に冷え込み、強風や霜が頻繁に訪れる——そんな過酷な自然環境です。
ほとんどの植物が生き延びることのできないこの土地で、力強く根を張るのがマカです。

マカは地面をはうようにして育ち、極限の環境の中で大地の栄養をしっかりと吸収します。そのため、マカを栽培した土地はその後数年間不作になると言われています。

この栄養が凝縮された根の部分こそが、私たちが食用としているマカです。
アンデスの高地でたくましく育ったマカは、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などを豊富に含み、まさに大地が育むスーパーフードといえるでしょう。

Nuestra Maca（ヌエストラ・マカ）はペルーのアンデス高地で育ったマカ根だけを粉砕した天然食品です。マカ根はカルシウムや鉄、ビタミン類など栄養価に優れる野菜で、インディヘナ（先住民）に伝わる伝統食材です。インカの時代から現地ではマカ根を丸ごと焼いたり茹でたりして食べてきました。Nuestra Macaではこのマカ根を何も足さず何も引かず丸ごと粉末にしています。そのためマカ本来のすべての栄養素を余すことなく摂取でき、しかも微細な粉末形態にすることで腸からの吸収効率が高まります。日常にスーパーフードとしてマカを取り入れ、健康的な食生活をサポートします。

マカは本来、南米ペルーのアンデス山脈で生まれたペルー原産の植物です。
近年では日本や中国でも栽培されていますが、これらの多くは低地での大量生産を目的としており、害虫対策のために農薬を使用している場合がほとんどです。

本来のマカは、標高3,000〜4,500メートルという極めて厳しい高地環境で育つ植物です。
ヌエストラ・マカでは、その中でも標高4,000メートル以上の高原地帯で栽培されたものだけを厳選しています。
この地域は昼夜の寒暖差が激しく、気温は夜には氷点下にまで下がります。そのため害虫や病原菌がほとんど存在せず、自然のまま無農薬で栽培することが可能なのです。

乾燥過程でもこだわっています。効率を求めるために機械で一気に乾燥させる生産者も増えていますが、ヌエストラ・マカでは収穫後に強いアンデスの太陽のもとで自然乾燥させることで、マカ本来の香りと栄養をしっかりと閉じ込めています。

こうした自然環境と伝統的な栽培・乾燥方法こそが、ペルー産マカの品質を他の地域と一線を画すものにしています。

ヌエストラ・マカは、こうしたアンデス高地ならではの純粋で力強いマカにこだわり、現地の自然環境そのままのエネルギーを日本へ届けています。

マカにはいくつかの品種がありますが、代表的なのが黒マカと赤マカです。
どちらもペルー・アンデスの高地で育つ同じマカの植物ですが、栄養成分や働きに違いがあります。
その色の違いは、アントシアニンなどの天然色素によるもので、それぞれに特有の成分バランスを持っています。

黒マカは、アンデスの中でも特に希少とされる品種で、全体の約10〜15％ほどしか採れません。
その特徴は、エネルギー代謝やスタミナ維持に関わる栄養素が豊富なこと。
アルギニンやポリフェノール、マカマイドと呼ばれる特有成分が多く含まれ、
古くから現地では「男性の活力を高めるマカ」として珍重されてきました。

近年の研究では、黒マカの摂取により、

・精子の数・運動率の改善

・持久力や集中力の向上

・男性ホルモン（テストステロン）分泌のサポート

といった作用が報告されています。
つまり黒マカは、男性機能やエネルギーレベルの維持をサポートする天然素材として注目されているのです。

赤マカは、マカの中でも特に柔らかく、甘みのある風味を持つ品種です。
アントシアニンやイソフラボンに似た植物性ポリフェノールが豊富で、
ホルモンバランスを整える作用があるとされています。

研究では、赤マカの摂取によって、

・月経不順や更年期症状の緩和

・ホルモンバランスの安定化

・骨密度の維持やPMSの軽減

・女性の妊娠力（受胎率）向上の可能性

などが示唆されています。
このため赤マカは、妊活や更年期ケア、女性ホルモンの調整を目的とする女性に最適なマカとされています。